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ラグで快適なインテリア!お部屋別の選び方と素材の効果

ラグで快適なインテリア!お部屋別の選び方と素材の効果

床全体を覆う絨毯と違って、ほぼサイズが決まっているのがラグの魅力。ラグには、部屋や用途ごとにふさわしい素材や機能性が存在します。たとえば、冬にはこたつや床暖房にあったラグを選ぶと、それだけで快適なインテリア空間になるでしょう。今回はラグによく使われる素材の効果や部屋に合わせた使い方を紹介します。

お部屋別・ラグの役割って?

どうしても色や柄の好みで選びがちなラグ。機能性にも留意して選んでいくことが、よい物に出会えるコツといえるでしょう。最近では、さまざまな機能のあるラグが売られています。しかし、実際に触ってみて心地よさを感じるラグが、自分にとっての「マストバイな一品」といえるでしょう。

【リビングルーム】
リビングでの普段の過ごし方によって、選ぶべきラグが変わってきます。床に座ることが多い人は、ぜひリビングテーブルの周りを囲むようなタイプのラグを買ってください。フロアに座ったとき、ふわふわした手触りを楽しめるループラグがおすすめです。ソファに座ることが多い人、テーブルの下に敷くタイプのコンパクトなラグがおすすめ。ダイニングテーブルの跡が気になる人は、平織りラグを選びましょう。パイル長さや素材にもよりますが、家具の跡がつきにくいからです。

・お部屋のアクセントとして
家族でくつろぐリビングと、食事をするダイニングの境をつけたいときも、ラグは便利です。パーテーションなどの仕切りを使わずに、はっきりと空間を分けることができます。リビングの床材と合う茶色系のシンプルな色や柄にすることが、ラグ選びのセオリーともいわれています。しかし、空間を分ける「ゾーニング」目的のラグの場合、はっきりした色合いでもよいでしょう。ソファや家具との統一感がなくなることが気になる人は、白系のラグもおすすめです。

【ダイニング】
ダイニングテーブルの椅子を引いたときの音が気になったことはありませんか?ダイニングにラグを敷いておくと防音になるだけではなく、床が傷つくことも防いでくれるでしょう。食べ物を落としてしまったときのことを考え、汚れが落ちやすいポリプロプレン素材のラグが向いています。椅子を引きやすさを考慮に入れ、毛足の短い、薄いラグがおすすめです。

【子供部屋】
小さな子供のいる家庭では、足音や遊ぶときの生活音が気になるものです。防音効果があるラグは、子供部屋にも欠かせない存在といえます。子供部屋の家具は、大人のインテリアと異なる色合いが多いです。そのため、人気キャラクター柄など可愛らしいポップな印象のラグがおすすめ。防ダニ加工がほどこされているラグも増えているので、アレルギーのある子供の部屋にも安心して敷くことができるでしょう。</p

【ベッドルーム】
ベッドサイドにラグを敷くと、床に直接足をつかずにすんで足裏への衝撃が緩和されます。朝起きて、スリッパを履く前にふわっとした感触があると癒されるものです。ベッドサイドは毎日通るところですから、洗濯できるように加工されたラグを選ぶとよいでしょう。ベッドルームのインテリアとして使うなら、色をベッドとそろえると統一感が生まれます。たとえば、木製のベッドの場合は、シンプルな茶系統のラグだとすっきりとみえるはずです。

素材の種類と効果

ラグの素材は種類によって、得られる効果が異なってきます。加工によって風合いは違ってくるので一概にはいえませんが、ラグの素材ごとのメリット・デメリットについてお伝えします。

【アクリル・ポリエステル】
ポアクリルラグのよさは、丈夫な素材であること。ミンクタッチのゴージャスな毛並みに仕上げたラグもあるので、高級感を求める人にもぴったりでしょう。ポリエステルは、フリースによく使われる素材です。ふかふかの肌触りが好きな人は、マイクロファイバー繊維のポリエステルラグがおすすめ。ポリエステル製の場合、洗えるラグも増えているので、お手入れが気になる人に向いているでしょう。

【ナイロン・ポリプロピレン】
耐久力が高いので、ホテル等の施設に使われていることが多いです。おすすめはナイロンシャギーのラグ。シャギーはほこりが絡みやすいのが難点ですが、ナイロン素材はその弱点をカバーしてくれるでしょう。手ごろな価格のポリプロピレンは、摩擦に強い素材です。汚れが落ちやすいように加工されたものが多いので、汚れやすいダイニングなどの場所におすすめします。

【綿・麻(ジュート)】
どちらも植物性の天然素材で、優しい使用感が持ち味といえます。綿や麻の2択で迷ってしまった場合、肌触りの好みで選んでみるとよいでしょう。麻は独特のシャリ感があるので、ラグの通気性と風合いの両方を求める人に向いています。綿はオールマイティな素材で、万人受けしやすい傾向があります。色がはっきりと出てくれるので、ラグの色・柄にこだわりたい人にもおすすめです。

【ウール・シルク】
シルクの特長は、上質な光沢があること。熱に弱く、シミになりやすいという難点はあるものの、保湿性に優れた素材です。客間や応接室などを、ラグジュアリーな印象のおもてなし空間に変えてくれるはず。ウールは「呼吸する素材」ともいわれ、保温性に優れています。吸湿性が高いので、夏でも涼しく過ごせるという利点も見逃せません。

なお、ウールラグの場合、ウールマークのついているラグがおすすめ。専門機関が品質を保証した羊毛100%のラグだという信頼性の高いマークだからです。外観だけではなく、パイルの糸抜けや密度などの細かい項目もチェック対象なので、ファブリックに関する専門知識がなくても安心して使えるでしょう。

ラグを選ぶなら、どんなお店がいい?

ラグの色や柄、サイズに偏りがないお店がおすすめ。なぜなら、様々な好みや年齢層の人たちに販売している優良店ほど、どんなお客さんにも対応できるようラグの種類をいろいろと取り揃えるからです。地元に愛されている老舗の家具・インテリアショップなら、なおよいでしょう。

【エリア内であれば無料配送してくれるお店】
ラグの送料は意外とかさんでしまうもの。送料のせいで当初考えていた予算をオーバーしては、元も子もありません。インテリアショップのなかには、「チラシ配送エリアは無料配送」などのサービスがある店もあります。すべての商品が無料配送対象ではないこともありますが、ラグはかさばりやすいのでこういったサービスは有効活用してください。

【開梱・設置・組立無料サービス】
エリア配送無料のインテリアのお店の場合、開梱・設置・組立までサポートしてくれることが多いです。もちろん、ラグには組立は必要ありません。しかし、ラグを購入すると、同系色の家具もついつい欲しくなってしまうもの。家具も扱っているインテリアのお店の場合、家具組立にも対応してくれるでしょう。たとえば、重い箪笥を設置した後で、ラグを敷くのはかなり面倒なもの。あわせ買いすると、家具を移動させる手間も省けて楽チンです。

【インテリアの相談窓口がある】
なかなか珍しいケースですが、インテリア関係のお店のなかには電話相談窓口を設けていることもあります。可能であれば、窓口担当者の名前が明記されたお店が理想です。引越しなどバタバタ忙しい時などは、インテリア相談窓口を徹底活用してください。素材にあわせたラグのお手入れ方法など豆知識も仕入れることができるので、何かと便利です。

まとめ

快適なライフスタイルを実現してくれるラグに出会うには、お店選びが重要になってきます。創業から100年近い老舗、家具のホンダは、無料配送や組み立てサービスを行い、皆さまの期待に沿えるお店を目指しています。「インテリアのホンダ」とも呼ばれるほど取り扱いメーカーが多く、ラグの品ぞろえもよいのが特長です。インテリア相談窓口も設けていますので、ラグ選びに悩んでいる人は一度相談してみてください。

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