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学習机を効率よく使う術
小学校に入学するとお子さんのできることが増えてきます。これまではママさんたちが手伝ってきていたことも自分だけでやりきろうとするでしょう。そんなお子さんに整理整頓と家庭学習の習慣を身に付けて後しいと思っているママさんは多いのではないでしょうか。お子さんが学習机という自分のスペースを手に入れたタイミングはチャンスとなります。
低学年から整理整頓を身に付けさせよう
学習机が物置と化してしまう最大の原因は整理整頓ができていないからです。最初は自分のスペースを綺麗に使おうとするので汚くなることが少ないのですが、時間が経つにつれ、そういうことが面倒くさくなってしまいます。そして気づいたら物置になってしまう。
そうならないためにも最初に親子で約束事を決めておきましょう。たとえば、教科書を置く場所決めることはもちろんですが、学習机の多くの収納スペースにそれぞれどこに何を入れるのかを決めておきましょう。広いスペースのところは仕切りを作って片付ける場所を明確にすることも効果的です。
低学年のうちから片付ける習慣を身に付けておけば、その習慣は成長してもお子さんの中に根付いていきます。学習机の収納スペースを活用してお子さんに整理整頓を身に付けさせましょう。
自発的に片付けを行わせるのに有効な声掛け
子どもに部屋全体を片付けさせるのは難しいかもしれませんが、学習机だけならと思っているママさんがいらっしゃると思います。その時に怒りながら片しなさいと子どもに言ってもそれは怖いからその時はやるになってしまいます。
最初は一緒に片づけをしてみてはいかがですか。そこでお子さんに片付けのルールきめなどを行い、できた際には褒めてあげて片づけが楽しいことであることを分ってもらいましょう。楽しいことは続けられるので、苦痛と感じさせてしまうことは厳禁です。
整理整頓能力は勉強に繋がる
整理整頓ができる子の机はとても綺麗なので、勉強に集中できる環境が常に整っています。環境が整っていれば、わき目を振らず目の前の問題に取り組めるので、効率よく勉強を進められるようになります。
また身の回りの整理整頓ができる人は、歴史の年表であったり、英単語であったり、暗記しようとする時に効率よくまとめられる人が多いといわれています。几帳面な日と全てに当てはまるというわけではありませんが、その習慣はメリットが多く、デメリットはないのでタイミングはばっちりです。
学習机の選び方
学習机選びで一番大切にしたいことは長持ちするかどうかです。子どもの成長に合わせて高さを変えられるものがいいでしょう。学習机は一度の買い物であることがほとんどだと思うので、中学、高校と進学していっても使い続けられる机がおすすめです。またキャラクター物や奇抜なものを選んでしまうと、最初のうちはよくても後々飽きてしまったり、抵抗を感じてしまったりして、学習机を使わなくなってしまう可能性があるので、なるべくシンプルなデザインの机を選ぶのが無難です。
学習机を使うのはお子さんです。なので、お子さんが使いやすいものを選ぶのが一番でしょう。実際にお子さんとお店に足を運び、座ってみたり、引き出しを開けてみたり、照明を確認したりすることが大切です。
椅子選びも大切
学習効率に大きく影響を与えているのは机よりも椅子の方が大きいです。大人でも合わない椅子に長時間座っていると、腰やお尻が痛くなったり、姿勢が悪くなったりして疲れてしまいます。小学校低学年の子どもにとってそれはさらに大きく影響してくることでしょう。まだ集中力もそんなに持続しないのに、座っていると疲れてきてしまうとすぐに机から離れてしまいます。子どもが座って違和感を覚えたり、座り心地が悪いと感じたりしたら集中が切れてしまいます。集中が切れてしまうと歩き回ったり、ベッドに横になったりしてそのまま勉強が中断してしまうこともあります。
椅子選びも学習机を選ぶ時と同様に実際に座ってみることが大切です。また長く使い続ける物になるので、椅子自体の高さが調節できるのか、背もたれはどうか、肘掛付の椅子はそこの調整ができるのかなどじっくりと検討してください。低学年の子の椅子を選ぶ際はキャスター付の椅子や、座面が回る椅子などは子どもの遊び道具となってしまう恐れがありますので、注意して選ぶようにしましょう。
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